自動車損害賠償責任共済規程の一部改定について

近畿交通共済協同組合は、自賠責共済の掛金を平成23年 4月 1日以降始期の契約から改定するため、自動車損害賠償責任共済規程の一部改定を近畿運輸局に申請し、平成23年 1月31日付で認可されましたので、定款の規定に基づき公告します。

1.共済規程改定の概要

変更なし

2.共済規程改定の背景

現行の自賠責共済掛金は、過去の累計収支残・累積運用益を平成20年~平成24年度に還元することを前提に大幅な引き下げが実施されており、この還元が終了後、本来の水準に引上げる予定となっておりました。しかしながら、想定以上に収支が悪化していることや、現下の厳しい経済環境等を踏まえ、平成23年度と平成25年度の2度に分けて、段階的に自賠責共済掛金を値上げすることが決定されました。

注) 改定率は共済期間・車種等により異なりますが、営業用普通貨物(2t超)1年契約の場合、従来の掛金 49,040円 が今回の改定により 49,550円 となり、510円 の引上げとなります。なお、平成25年度の改定率については、その時点における収支状況を踏まえ改訂されますので、現時点では未定です。

自賠責共済掛金が改定されます!

平成23年 1月10日に自賠責保険審議会が開催され、平成23年 4月 1日以降に始期となる自賠責共済掛金(保険料)の改定が行われました。今回の改定では、全車種の平均で 11.7%(12か月)の引上げとなります。新しい掛金による契約は平成23年 2月 1日から可能です。主な掛金の改定内容は以下のとおりです。

●主な自賠責共済掛金(保険料)の改定内容(12か月契約に係るもの)
車   種 現行共済掛金 改定後共済掛金 改定値上額 改 定 率
営業用普通貨物車(2t超) 49,040円 49,550円 510円 1.0%
営業用普通貨物車(2t以下) 34,230円 34,570円 340円 1.0%
営業用小型貨物車 19,420円 23,300円 3,880円 20.0%
軽自動車 12,090円 13,600円 1,510円 12.5%
自家用乗用自動車 13,850円 15,110円 1,260円 9.1%